待望の新製品【 NSレベラーワンQ 】販売開始!
塗厚の常識を超える、一材対応。
薄塗りから厚塗りまで一材対応。
高い平滑性と速硬性能で、ムラなく早く、美しく仕上がります。

HISTORY
現場の声から生まれたセルフレベリング材
近年、建設業界では職人の高齢化や人手不足が深刻化しており、
作業負担を軽減し、より扱いやすい建材の需要が急速に高まっています。
このような背景を受けて、現場の声を反映した高性能・高機能な製品の開発に着手し、
約15年ぶりのセルフレベリング材新製品「NSレベラーワンQ」を完成させました。

NAMING
製品名の由来
3つの性能を掛け合わせた製品名。
レベラー:「セルフレベリング材」
ワン :「薄塗りも厚塗りもこれ1つ」
Q :「速硬タイプ(Quick)」

01/
幅広い施工厚に対応し、多様な現場条件に柔軟対応
3mmから最大50mmまでの幅広い施工厚に対応可能なため、薄塗りが求められる改修現場から、厚塗りを必要とする新築工事まで、さまざまな用途や条件に柔軟に対応できます。これにより、現場ごとの課題に応じた最適な床仕上げが可能になります。
02/
速硬性による工期短縮と早期工程進行が可能
夏季には施工後わずか4時間で軽歩行が可能な速硬タイプのため、次の工程へスムーズに移行でき、全体の工期を大幅に短縮できます。さらに、強度の発現が非常に早く、含水率も短期間で低下するため、次工程の仕上材施工にも早期対応が可能となります。
03/
高い流動性とセルフレベリング性能による
美しい仕上がり
高い流動性と優れたセルフレベリング性能を兼ね備えており、施工時のムラが少なく、精度の高い平滑な床面を実現できます。作業効率の向上はもちろん、最終仕上げにおける品質も確保されるため、美観や機能性を重視する現場にも最適です。
Technical Department
技術開発本部
本製品の開発においては幅広い施工厚に対応出来るように、製品のフレッシュ性状および硬化物性のバランス調整に非常に苦労致しました。また、広い面積で使用されるケースの多いSL材ですので、仕上りの色調安定性の確保にも取組んだ製品となっております。
本製品をご使用になる職人さんが、作業負担が少しでも減ったと感じて頂ける様な製品となっていたら幸いです。
下地の清掃
下地のぜい弱層・レイタンス・油分・汚れ等をワイヤブラシ・サンダー掛け等で除去し、真空掃除機等で清掃してください。
下地処理 (プライマー塗布)
NS レベラーワンQ の施工前日までに、施工面にNS 高性能プライマーSL 用の5 倍希釈液(NS 高性能プライマーSL 用1:清水4)を2回塗布(合計300g/m2)してください。1回目塗布後、NS 高性能プライマーSL 用が乳白色から透明になってから2回目を塗布してください。
*プライマーの1回目と2回目の塗布間隔は、夏季1~2時間以上、冬季3~5 時間以上が目安です。ただし、乾燥後できるだけ早い時期に2回目の塗布をおこなうか、埃等の付着がないよう養生してください。
練混ぜ
所定量の水を容器に入れ、NS レベラーワンQ を徐々に加えながら高速ミキサー、ハンドミキサー等を用いて約3分間均一に練り混ぜてください。
打 設
練り混ぜ後のNS レベラーワンQ を隅から順に広げるように打設しながら、レベルに合わせて土間ごてで軽く均してください。
打継ぎは打設後15分以内を目安とし、塗厚を調整しながら、平滑に均してください。
養 生
施工終了後4時間(冬季は6時間)は、直射日光・急激な乾燥・振動・衝撃等を避けてください。
軽歩行可能
施工当日 夏季4時間後、冬季6時間後 には、軽歩行可能ですが、床表面は傷つき易いので、十分注意してください。軽歩行可能後、通気養生をおこなってください。
次行程へ
仕上材施工までの養生期間は夏季3日以上、冬季7日以上となります。
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塵部分のみ塗厚が薄くなる。そのままNSレベラーワンQで施工できますか?
施工範囲以下の塗厚の場合、薄く仕上げるために混水量が多くなり強度不良のリスクが高まります。
薄い部分についてはコテで擦りつけた状態とし、後日薄塗下地調整材で仕上げるか、事前にハツリ、塗厚を確保してください。
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セルフレベリング材を施工すると、よく気泡穴が残る。対策はありますか?
事前に行うプライマー処理で、水刷毛を使用して塗布されているようであれば、デッキブラシなどに変えてみてください。一般的には水刷毛を使用して2回塗布すれば良いのですが、施工面積が広い場合など、中腰での塗布作業は重労働となり塗ムラができる可能性があるようです。
希釈液を施工部に撒き、デッキブラシで立ったままゴシゴシと擦りつけるように塗りこむことで、均一に力を入れやすく、かつ残存する脆弱層もかき出す効果も得られます。気泡穴の残存は、雨打たれコンクリートなどでの施工時に多く見られ、この対策でかなり改善されているようです。
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NSレベラーワンQ施工後、(レベルが低かった場合など)上から再度打設してもよいですか?
直接施工は避けてください。セルフレベリング材は表面が平滑になりすぎるため、上に施工したセルフレベリング材の接着が十分に確保できません。